お引っ越し前

今日は、意外と多い「お引越し前」の整理について。


お引っ越し前は、どうしても各部屋が散乱状態となります。
我々もそのあとでお手伝いはするものの、お荷物の行き先…


つまり、お引っ越し前のお部屋に存在したお荷物が、ご新居では
荷物が入る部屋が違う場合があります。


これ等を混在させないことが大切です。


なぜなら、我々もそうですがお客様が大変疲れるからなのです。

こういった場合は、大抵は数人のスタッフがお邪魔する事が
多いのですが、スタッフは効率を考えて一人づつ別のお部屋で
荷物の梱包にあたります。


荷物の行き先が混在しているとお客様に一個づつ
確認をしなければなりません。


この時間もロスなのですが、お客さまもあっちの部屋、こっちの
部屋に呼ばれて疲れてしまいます。


特に、お客まがお一人で立ち合われる時はなおさらです。


きっちりと整理をするを必要はありません。


各部屋で、ご新居のお部屋の行き先別に荷物の「かたまり」
を作ればよいのです。


そして、この「かたまり」はAの部屋、こちらはBの部屋などと
指示して頂ければスムーズに運び、お客さまの疲れも違います。


これからお引越しの方は是非参考にして下さい。


あっ!


それと、必ず「ごみ」等、ご自分でお捨てになるものは
一か所に纏めて「荷物」の識別ができるようにすることも
大切です。

台風と災害

しばらくぶりの更新です。

お引越しのお仕事が忙しかったことと、珍しく「扁桃腺」が腫れて
1週間ほど寝込みました。


とはいえ、熱はあまりでませんでしたが疲れが祟ったと思われ…

しばらくは安静にということで、じっとしていました。


先回に引き続き、またまた台風による大きな被害がでましたね。
残念です。


2週間位前のことです…


先回の台風で東京の目黒川が氾濫したことは耳に新しいのですが、
その折り住宅が幾棟か床上浸水したそうです。

其々のお家はリフォームをすることになったとのこと。


その内の一軒のお家で、リフォームが終り、運び出したお荷物を
解梱するということで伺いました。


玄関に特注の大きな鏡のある素敵なお家でした。


解梱作業も無事終わり、災害時の経験を少しお聞きして帰って
きました。


そのお宅は、浸水部分がフローリングになっていた為
浸水は直ぐに分かったそうですが、他のお宅では
カーペットを敷いていて、スリッパ履きの為暫くは
浸水に気づかなかったそうです。


それぞれのお宅がリフォームせざる得ないことから
「損保」で見積もりとなりました。

2件のお宅は、被害状況はほとんど同じ。

しかし、おばちゃんが伺ったお宅は被害全額がおりたそうですが
もう1軒のお宅は損保会社が違い、3分の2程度しかおりなかった
そうです。


因みに、後者は損保会社では超がつく老舗でした。


ええええ、、、、、


こんなことがありなの(‘@^)

とうことで、全額降りた損保会社の名前をしっかりと聞いてきました。
社名は言えませんが、生命保険ではかなり有名な会社の子会社(?)
ともいうべきでしょうか。。


これは本当に驚きでした。
知っているようで知らない、ちょっとした情報は有り難いですね。
みなさんも、生命保険だけではなく損保も条件をよく見て下さいね。

建て替えとお引越し

近ごろ多いのが、一般共同住宅公社住宅の建て替えで
お引越しをせざる得ないケース。

時々思い出すのが、「終の棲家」と決めてドッシリと荷物を落ち着かせて
いるお年寄りです。
とはいえ、私もお年寄りの部類かもしれませんが…
これは、置いといてと。。。


今年の春ごろでしたか、とある8所帯が居住する民間アパートの1軒が
お仕事先でした。


というか、もう既に居住者はいなく最後の1軒が残っていた。
この1軒がお客様宅です。


お年は、私の母と同じ年齢。
90歳に手が届きます。


ご主人様は、大分以前に他界されてたった一人でお住まいでした。


『ここが最後の安住の地』と決めておられたようで、
まさか、生きている間に「この建物」が取り壊すことになるとは、
と、時折涙ぐんでおられました。


そして何より印象的だったのは、お荷物の一番大切なもの。
『取り扱い注意』の大小数百個のお人形達が3つの人形ケースに
ならんでいました。


なんでも「幼稚園」の頃から手元にあった大切な品々だとか。
四捨五入すると1世紀ともなる品がたくさんあるのです。

歴史的財産ですね。


かなり古いものばかりなのと、思い出の詰まった品々ということも
あり、お金では買えないものですから、緊張の連続でした。


無事に全てを荷造りし、お人形たちは翌日には元の人形ケースへ
無事戻ることができました。


梱包の当日に終了した時もそうでしたが、無事に全ての人形が
ケースに収まるのをご覧になり、高齢とは思えない元気さで
喜びはしゃいで頂きました。


とってもチャーミングなお祖母しゃまで、いつまでも心に残ります。

新しいお家で、いつまでもお元気でおられることを祈るのみです。

引っ越しと収納

2020年東京オリンピックが実現しますね。

おばちゃんにとりましては、2度目ですから夢のようです。
それまで生きていればですが(^^;

ともあれ、多くの人々に夢と希望を与える大イベントとなるので
お目出度いことだと思います、


私たちの世代の子供のころ、東京5輪に向けて目覚ましい発展と
『不思議』この目で見てきました。

目にもとまらないような速さで走る列車(ひかり)など
大声をあげたことを覚えています。


この時代ではどのような『不思議』が起こるのか楽しみです。


さて、先日はお引越しといいましても「改築」の為仮住まいに
お住まいのお客様が無事に建築を終えて、御戻理になる為の
お荷物を梱包して、翌日にもとのように荷物を戻すお仕事でした。


今までは2階建てのお住まいだったのを「フラット」な平屋に
リニューアルです。


ご夫婦のみのお住まいとなるとのことで、将来を見据え
暮らし良い様コンパクトにという思いだそうです。


平屋でこじんまりとしていましたが、全てがバリアフリー
なっているのせいかとっても広く感じました。


以前にも5LDKの戸建から2LDKのマンションに
終の棲家を変えたお客様がいらっしゃいました。


このお話はまた後日としますが、このような建て替えや
住まいをコンパクトにした時に注意したいのが「収納」スペースです。


特に戸建にお住まいの方は要注意です。


収納がたくさんあると思っていてもサイズが大きく違う事が
多いのです。
特に収納棚の高さ、奥行きは綿密に図ることをお勧めします。


1件幅の収納庫は同じだからもとのように荷物が収まると思いがち
なのですが、実は高さと奥行きが違っている為に思うように収納
できないことがあるのです。


それと、最近のシステムキッチンの収納は充分に観察しておきましょう。
特におなべなどの調理器具を多くお持ちの方は注意が必要です。

竜巻と突風

昨日は、関東地方で竜巻による被害が発生したと気象庁より報じられていたようなのですが、
確かに「竜巻」が発生したようだが被害は竜巻によるものではなく「突風」によるもの
かもしれないとのこと。。
被害の原因を明確にするのはなかなか難しいのですね。


さて、しばらく更新をお休みしてしまいました。

何ともいえないこの暑さに負けてしまったのと、午後からのお仕事が続いたので
正直に言うと「気力」が萎えました^^:


こんな時は、懐かしい思い出に浸るのも良いかもしれませんね。


でも、ここでちょっと珍しいお引っ越しのお話。


珍しいといっても、最近はよくあることですが「全廃棄」のお話です。

全部のお荷物を廃棄処分にするもので、状況は様々です。


最近はこれが増えています。


一人暮らしのご老人が施設に入られる、または他界されてしまい
不要となったお荷物をご家族が処分されるのです。


といいましても、我々は引っ越し業者ですから産業廃棄物業者のように
トラックへ直に荷物を放り込むことはしません。


或る程度の荷物の仕分けをして、段ボールに入れます。
それをトラックに積み込むのです。


或る程度とは、「燃えるごみ」「びんや缶」くらいの分別です。
但し、生ものはNGです(^^


実は、ご老人の一人住まいで多いのが賞味期限切れの食品と
タオルとラップ類なのです。


賞味期限切れの食品は勿論ですが、タオルは長年を置きますと、
包装のままであっても洗っても落ちないシミがつきます。


また、ラップは黄ばんで剥がれなくなり使い物にならなくなります。
因みにアルミホイルも長年置いておきますとホイルにシミ状のものが
付着し不衛生となります。


そのようなものを大量に処分することが少なからずあります。


お年を召したご両親と離れてお住まいの方は、帰省の際に注意して
整理するものは整理されるとよいかもしれません。

愛媛大の女性准教授の逮捕理由は?

愛媛大の女性准教授が、宿泊していもいないホテルへ立ち寄り朝食を召し上がり
御代を払わずお帰りになったとか、、、、

40歳という年齢からしますと、若いママさんのようなお年頃。


ホテルには立ち入る理由があったとのことですが、
立ち寄ったホテルでは、ぶっちゃけた話が「無銭飲食」を、、、



昨今、『大和撫子』という言葉は過去に忘れられたというより無視している感があり、
国立大学に従事しているともなれば、日本を憂い日々精進されているのかと思いきや
なんとも開いた口が…


どのような「勘違い」をされたのか是非伺いたいものですね。

日本人の良き伝統と人情

昨日は、何だか日本人の良き伝統と人情が薄れていく寂しさを
味わい情けない思いをしました。


ほんの小さな思いやり、心遣い。
きめ細かな心配りは「日本人の美学」ですね。


これ等が薄れていくのは日頃から太変残念に思っています。


でも、反対のこともあった事を夜になって思い出しました。


確か、春も終わりごろだったような気がします。


都内の雑踏から少し離れた静かな町でした。


小じんまりしたマンションの3階にその日のお客様宅がありました。


インターフォンを鳴らすと直ぐに、今時の草食系男子が表れました。
30歳前後の大変好感度の高い若者でした。


今日は、独身男子のお引越しかと思いきや、お部屋は2DKにびっしりの
お荷物。


「大分やったのですが、どうも勝手がわからずお手上げ状態でした」と
言われるのですが…


積み上げた荷物も沢山あり、どうも、一人暮らしではないようで…
あちらこちらに女文字のピンクの付箋も。。。。


「実は出産で急きょ実家へ行ってしまって」とのことで、直に
パパになるそうな(目出度い)
例のピンクの付箋は、若い奥様の指示が書かれているのでした。


「しっかりもの」の奥様です。


早速、ペットボトルのお茶を頂戴しましたので鞄に入れて
作業開始!


欲しいわけではありませんが、やはり頂戴することは嬉しいもので
俄然、張り切り方も力の入り具合が違います(^^v



早くて丁寧がモットーのおばちゃんです、
難所はいくつかありましたが、予定よりも2時間ほど早く終了。


「こんなに早く終わるなんて感激しました」というようなお言葉を
頂き、帰り際にはマサカの「心付け」まで頂戴しました。


このようにお若い男性からチップを頂戴することは偶にあるのです。
その時はきっちりと「ぽち袋」に2千円が収められていました。


まだまだ日本人も捨てたものではないかもしれません。


そう、きっちり「ぽち袋」にご用意の場合が多いのですが
こんなことも…


若い男性が戸建に一人暮らし、次も戸建にお引っ越しとのこと。


その日は、二人で入りました。
でも、もう一人の方は本の梱包のみが作業内容でしたので
それが終れば帰ることになっていました。
(このような時は、最大所要時間があることがあります)


終了時間になっても彼女の仕事は終わりません。

ですから、その分もおばちゃんがやることに(泣)
かなりのお荷物で、段ボールも追加するほどです。


でも、何とか終了時間を少し過ぎて終了。


お客様の感謝の言葉と、都内の有名なお菓子店の可愛い箱に
「ケーキ」のお土産を頂きました。


おばちゃん達は作業を終了するとサインを頂きます。
…が、サインをして頂く時になってどうもお客様の様子が変。


コピー用紙折ったり畳んだり。。。



そして、ようやくサインをして頂いた用紙を手渡して頂くと同時に
「今日は本当に助かりました、少ないのですが本の気持ちです」と、
例の畳んだコピー用紙を渡されました。


これには本当に驚きと嬉しさが一杯。
で、もっと驚きは畳んだコピー用紙を開くと、
ナント!『新渡戸さん』だったのです〜♪